当社は大正10年(1921年)の創業以来、常に時代の変化を先取りするかたちで、多くの技術革新を取り入れながら、幅広い産業分野にわたるロールメーカーとして、社会に寄与してまいりました。
約一世紀にわたって蓄積した技術やノウハウは、厳しい要求に対しても、お応えできる礎になっております。
企業倫理が問われ、激しい浮沈が繰り返される現代において、永続していく企業でありつづけるために、当社の理念である「感謝・誠実・和」を全社員一丸となって推進し、お客様と社会のニーズにお応えしてまいります。
今後ともご愛顧の程、よろしくお願い致します。
創業 | 大正10年2月13日 |
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設立 | 昭和23年12月8日 |
資本金 | 6,750万円 |
代表者 | 代表取締役 髙木秀仁 |
従業員数 | 89名(役員パート含む)令和4年3月21日時点 |
主要取引先(50音順) | アキレス(株)、オカモト(株)、共和レザー(株)、スミノエテイジンテクノ(株)、東リ(株) 特種東海製紙(株)、福田金属箔粉工業(株)、(株)明治、他 |
営業種目 | 各種金属エンボス彫刻加工、グラビア製版、アニロックスロール、精密細径ロール、捺染用ロール彫刻 ロータリースクリーン製版、RSIロータリースクリーン製版、フラットスクリーン製版、各種メッキ製品 硬質クロームメッキ、ニッケルメッキ、ニッケル電鋳部品、ロータリースクリーンパーフォレイティッドシリンダー ニッケルスリーブ、各種スチールロール加工、海外輸出入業務(関連資材、製品、機械の販売、エンジニアリング業務、技術指導) |
本社 |
所在地 〒640-8392 和歌山市中之島1525番地
Tel:073-423-5205(代表) / Fax:073-428-0227 E-mail:chokoku@takagi-chokoku.co.jp(代表) JR「和歌山駅」よりタクシーで約5分
南海電車「和歌山市駅」よりタクシーで約8分 |
電鋳工場 |
所在地 〒640-8392 和歌山市中之島1580番地
Tel:073-426-2722 / Fax:073-426-2688 E-mail:e-plating@takagi-chokoku.co.jp JR「和歌山駅」よりタクシーで約5分
南海電車「和歌山市駅」よりタクシーで約8分 |
小雑賀工場 |
所在地 〒641-0007 和歌山市小雑賀302-4
Tel:073-423-5208 / Fax:073-423-5209 JR「和歌山駅」よりタクシーで約12分
南海電車「和歌山市駅」よりタクシーで約15分 |
会社名 | 株式会社ニーフテック |
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創業 | 平成4年5月21日 |
設立 | 平成4年5月1日(福田金属箔粉工業株式会社との共同出資により設立) |
資本金 | 5,000万円 |
代表者 | 代表取締役 髙木秀仁 |
従業員数 | 40名(役員含む)令和4年3月21日時点 |
営業種目 | 各種ニッケル箔製造 |
品質方針 | お客様に信頼され、支持される製品の提供 |
ISO認証 | ISO 9001 (品質マネジメントシステム)認証取得 ISO 14001(環境マネジメントシステム)認証取得 |
所在地 |
所在地 〒641-0007 和歌山市小雑賀3丁目7-7
Tel:073-436-5205 / Fax:073-426-0366 JR「和歌山駅」よりタクシーで約13分
南海電車「和歌山市駅」よりタクシーで約16分 |
プレシジョンワーク。
それは髙木彫刻が一貫して追求してきた企業理念であり、培ってきた技術風土です。
同時にそれは衣・食・住を始めとする人間生活のすべての分野に貢献するテクノロジーといってよいでしょう。
網点グラビア製版方式を応用し、布地プリント用捺染ロールの量産にフォトエングレイビングを導入したその技術は、いわば光による彫刻でした。
原稿に描かれたどんなに複雑で精密な模様でも、より早く、より正確にロールに刻み込むのです。
この画期的新技術は、ロータリースクリーン製版、フラットスクリーン製版、グラビア製版、エンボス彫刻と髙木彫刻の手によって次々と有効なアプリケーション範囲が拡大されていきました。
それは捺染用ロールのみならず、壁紙や天井材などの住宅資材用ロール、食品の型ロール、また、彫刻ロールへのメッキ、写真製版、エッチング等の技術を組み合わせた電子機器部品としての電鋳ニッケルパターン箔の製造など、生業社会のあらゆる分野の発展に寄与する可能性に満ちたテクノロジー発達の歴史でした。
そして、髙木彫刻はこれからもプレシジョンワークの追求を通して、その歴史に新しい1ページを付け加えていくのです。
髙木彫刻の生み出すさまざまなプリントロールやロータリースクリーン、フラットスクリーン、その製作の基本工程となるのがグラフィック部門です。
デジタル製版法による彫刻技術を駆使する髙木彫刻にとって "光の彫刻刀" をコントロールするためのデータづくりは、もっとも基本的で大切な技術だといってよいでしょう。
一枚のデザイン原稿をもとに、大型カラースキャナーによる分色、その分色したデータをもとに各種ワークステーションで画像処理をしてつくるデジタルデータによって各種彫刻用データの作成やインクジェットでの出力、レーザー彫刻機からの出力を行っております。
より精密で正確なロールやスクリーンを、より低コストで製作する。その目標のため、髙木彫刻は常に工程の合理化、デジタル化に挑戦しています。そして優れた人間の感性を必要とするデザイン、画像処理の充実に力を注ぎます。
コンピューターと人間の感性の巧みなドッキングが、優れた製品を創り出しているのです。
捺染用ロールや各種スクリーンを使った美しい鮮やかなプリント生地は、人々のファッション生活に驚くほどの多様性を与えました。
グラビア印刷用の各種ロールから生み出される美しい印刷は、人間の視覚コミュニケーションに正確さと優れた理解性を付加しました。
また、各種のエンボスロールを使い、美しい浮き彫り意匠を持つ壁紙や天井材、床材、外装材が作られます。さらに、ロータリースクリーンの技術を応用して、ビスケットなどに模様をつけるシリンダーも製作しています。
一方、レーザー彫刻機を導入し、フィルムレス化を図ると共に、 短納期化の要請に応えています。
髙木彫刻の持つさまざまな技術の融合が、新たな世界を切り拓いていくのです。
彫刻されたロールには必要に応じてクロムやニッケルメッキが施されます。
ロールの版材そのものである銅や、ロータリースクリーンの版材であるニッケルも、鉄シリンダーへのメッキによって形成されるのです。
髙木彫刻はこうした工程で培った髙度なメッキ技術を基に、従来の電子機器関連部品製造の難点を排除し、デジタル製版、メッキ、エッチング等の技術を組み合わせることで、 微細な部品を精密に、安価に生産することに成功。
光によって部品の形をロールに再現し、厚くメッキを施すというこの電鋳法は、いわば覆うメッキから形づくるメッキへの発想の転換であり、こうした新しいケミカルテクノ分野へも、常に挑戦を続けています。
次々と開発される独自のテクノロジーをベースに、髙木彫刻は早くから世界的規模でのマーケティングを展開してきました。
それは、すでに1934年には中国上海に現地工場を設立したことでも、容易に想像できるでしょう。
当時、現地にはプリント柄の生地自体もきわめて少なく、髙木彫刻によってプリント柄が一般化されたといっても過言ではありません。
各国向けの製品輸出や技術指導、台湾、アメリカなどへの現地法人設立と、海外展開の形はさまざまでも、デジタルエングレイビングを中心とする髙木彫刻の優れた技術は、世界の国々で髙い評価をうけ、「TAKAGI CHOKOKU」の名は、海外の業界関係者の間で優れた一流ブランドとして広く認められています。
髙木彫刻はこうした国際的なマーケティング戦略によりグローバルな展開で、世界中の人々の生活の向上と充実に幅広く貢献したいと考えています。
各種ロールに関するご相談はお気軽にご連絡ください。
TEL.073-423-5205 FAX.073-428-0227